マイ・ビッグ・ファット・ウェディング

『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』
My big fat Greek wedding


my big fat


製作;リタ・ウィルソン / トム・ハンクス / ゲイリー・ゲッツマン
監督;ジョエル・ズウィック
脚本;ニア・ヴァルダロス
撮影;ジェフリー・ジュア
音楽;クリス・ウィルソン / アレクサンダー・ジャンコー
出演;ニア・ヴァルダロス / ジョン・コーベット / マイケル・コンスタンティン / レイニー・カザン / アンドレア・マーティン / ジョーイ・ファトーン / ジア・カリーディス / ルイス・マンディロー / イアン・ゴメス


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まずタイトルを聞いて、今は無き“松竹富士”という洋画配給会社を思い出したわ。

松竹富士の伝説(ジンクス)!
“タイトルに『マイ~』を付けると映画は当たる!!”
『マイ・ライフ(原題も"My Life")』『マイ・ルーム(原題"Marvin’s Room")』『マイ・フレンド・フォーエバー(原題"The Cure")』『マイ・フレンド・メモリ-(原題"The Mighty")』←この4作品を“松竹富士MY4部作”と当時の担当は言うてました。。。ちなみに『マイ・レフトフット』はワーナー、『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』はフランス映画社、『マイ・ガール』はコロンビア(日本では当時ソニーピクチャーズはなく、ワーナー)配給です。

人種や民族性の違い(ネーションギャップ)を題材にした映画は多いよね。
かつてはポアチエの『招かれざる客』のように、主人公に立ちはだかるマイナスエッセンスとして扱われていたけど、以前ご紹介した『ドライヴィング・ミス・デイジー』とか『グリーンカード』くらいからかな、その風習や慣習の違いをコミカルに表現するようになり、またそれを観客が受け入れられるようになってきたんやろぅねぇ。。。

あ!『ブレイジング・サドル』があった!
かつてワーナーが創ったメル・ブルックスのおバカ映画。
黒人差別を、ココまで逆手に取ってギャグにした映画もないですわ!

ちょっと横道それすぎたかな・・・

この映画、出演てくる人間がみんな、底抜けに明るいネン!!(*^-^*)
ヒロイン、トゥーラの家族はもちろん、彼氏イアンの家族も息子と彼女がいる“世界”を一生懸命受け入れる。

トゥーラ役のニア・ヴァルダロスはこの映画の成り立ち自体がシンデレラストーリー!!

でもこの映画、オイラがもう一つ関心したんは、『グリーンカード』や『クール・ランニング』など、こういう題材を得意とするタッチストーン映画やなくって、守旧的、保守的なワーナーが配給したってこと。

(2003/アメリカ映画)


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